個人情報を提供せず、パーソナライズド動画を実施できますか?
個人情報(氏名とメールアドレスなど個人を特定できる情報やその組み合わせ)を用いずに動画を生成する事が可能です。
視聴者の属性が判明している場合はその属性を利用したパーソナライズド動画を生成したり、動画視聴前に視聴者からアンケートを取得し、アンケート結果に基づくパーソナライズド動画をその場で生成することも可能です。
外部ソリューションとの連携は容易ですか?
Salesforce、MarketoなどのCRMやMAソリューションなどとの連携を含め、多数の外部のソリューション連携実績がございます。
シンプルなAPIを備えたサーバ機能を用意しておりますので、自社専用のERPシステムやコールセンターシステム、各種Webサービスなどと簡単に連携して自動的にデータ連携を行いパーソナライズド動画を生成することが可能です。
RestAPIなどを利用できるシステムやサービスであればPRISMのAPIを利用可能ですが、Webを通じたデータ連携などがセキュリティの問題から禁止されている場合、イントラ内でのAPI運用やファイル転送によるデータ連携やバッチ処理によるデータ連携などの実績も多数ございますので、
まずは連携したいシステムの概要などをお問い合わせからご質問下さい。
一般的なサーバにエンジンを組み込むだけの極めてシンプルなシステム構成になっており、API連携など外部ソリューションとの連携が、容易にできる設計となっております。
システム環境の指定や制限はありますか?
クラウドサービスをご利用の場合AWS、Azure、GCPなどの運用実績がございます。
また、御社のIDCや社内にPRISMのサーバ環境を構築するオンプレミス運用の実績もあり、セキュリティ要件やコストに合わせて自由にサーバの設置場所を選択可能です。
PRISMのサーバ要件としては、最低の必要スペック、推奨されるスペックとして以下のスペックを満たすサーバをご準備頂く必要がございます。
「必要スペック」
CPU : 動作周波数2GHz以上、コア数2コア以上の Intel Core/Xeonプロセッサ および AMD Ryzen/Epicプロセッサ
メモリ : 2GByte以上 ※1
ストレージ : 30GByte以上 ※2
OS : 64bit Windows Server 2016 以降
「推奨スペック」
CPU : 動作周波数2.4GHz以上、コア数4コア以上の Intel Core/Xeonプロセッサ および AMD Ryzen/Epicプロセッサ
メモリ : 4GByte以上 ※1
ストレージ : 50GByte以上 ※2
OS : 64bit Windows Server 2016 以降
※1 動画生成時に利用する動画の解像度や画像の解像度に依存します。高解像度の素材を利用する場合、この容量では足りない場合があります。
※2 動画生成結果として保管する動画の容量や本数に依存します。最終的に保存が必要な動画の容量と本数に合わせて用意する必要があります。
システム環境の指定・制限はありません。
お客様のサーバ環境にPRISM環境を構築する「オンプレミス」、AWSなどの「クラウド」どちらでも対応可能です。
動画は視聴プレイヤー側でPRISMが生成する仕様ですか?パーソナライズドに必要な要素はどのように合成されますか?動画のプレイヤー上で合成されているように見せているだけですか?
PRISMは他のパーソナライズド動画ソリューションと異なり、動画のプレイヤー上で合成(HTMLやJavaScriptを利用した疑似的な合成)を行っておりません。動画はサーバ上で合成され、最終的にはMpeg4フォーマットの動画ファイルとして合成結果が出力されます。
このため、端末によって見え方が異なったり、画面の解像度に影響されない合成結果を視聴者に届けることが可能です。この技術により、フォントサイズや画面の解像度、端末のOSバージョンやブラウザの種別などを気にする必要がありません。
HTMLやJavaScriptを利用した方法では、フォントや画面サイズの問題から視聴者に正しく合成結果が見えているかはわからない状態ですが、PRISMではその点を気にすることが無いので、端末ごとのテストなどを行う必要がなく、非常に安価に検証が可能であり、配信後も検証や確認が簡単に出来るため、金融機関や医療機関などにも安心してご利用いただいております。
動画はどのような提供・配信方法がありますか?
事前に大量のパーソナライズド動画を生成する「プレ生成配信方式」や、エンドユーザーが視聴ボタンを押したその場で動的にパーソナライズド動画動画を生成する「リアルタイム方式」などニーズにマッチした提供が可能です。
どのくらいの期間で実施できますか?
PRISMでは動画に文字や別の動画・画像を組み合わせるソリューションとなります。
そのため元となる動画の収録や視聴ページが必要な場合、制作期間が必要となります。
期間についてはご要件によって変更となりますのでご気軽にご相談ください。
生成する動画本数に制限はありますか?
動画生成サーバの性能によって動画生成本数に上限が発生してしまいますが、120万以上の動画生成の実績があります。
動画を生成するにはどの程度時間がかかりますか?
動画は動画生成サーバがデータ(個人情報やアンケート結果などをCSV/Json形式にしたもの)を受信してから即時開始されます。
PRISMでは実際に動画ファイルを用意するためレンダリング/エンコード ※1 を行うために「動画の尺の約半分程度の時間 ※2」で動画を生成することが出来ます。
また、複数のデータが同時に大量に受信されても、レンダリングするサーバを並列化することにより高速化することが出来ます。
※1:動画内の映像や音声などを描画/録音して一般的なデバイスで再生可能なMP4というフォーマットに圧縮変換する事を指します。
※2:1280×720(pixel)、FPS25フレーム、圧縮ビットレート1Mbps程度の動画を生成した場合の目安となります。
動画の視聴ログはどこまで取得・分析ができますか?
現在、視聴ログは弊社側の環境のみ取得可能となります。現在、視聴の有無や完視聴、視聴時間を取得可能ですがご要望に沿って取得できる情報は変更可能です。
ただし、分析につきましては弊社では出来かねます。
特許技術はどこが対象ですか?
出願している特許取得の情報はこちらのサイトに記載されております。
自社サービスの一部にPRISMを活用したく、OEM提供などの契約形態もできますか?
一人ひとりのデータに基づき動画を自動生成・配信するパーソナライズ動画エンジン「PRISM」は、汎用性の高い設計にもとづき様々な分野のサービスにOEM提供で組み込め、今回のように他のソリューションと連携することで、そのソリューションへの圧倒的な付加価値を実現できます。
DX推進のパートナーとして
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